こんにちは。新栄塗装工業の甲斐です。
今年の梅雨は寒く、長かったですね。過ごしやすいのはありがたいですが、日照時間が極端に少なくなった事で、野菜の生育など多くの面でマイナス面があったようです。

外壁も気象に大きく影響されます。常に紫外線にさらされており、徐々に光沢がなくなって劣化し、変色していきます。また、ゴミやホコリが付着して汚れます。

さらに劣化が進むと、塗料が分離して表面に粉化(チョーキング)をおこし、最終的には表面にひび割れを発生させることもあります。

塗料によって形成されている塗膜が割れると、そこから雨水が侵入し、基材まで傷んでしまうので、外壁にひび割れなどを見つけたら、できるだけ早めに補修・塗装するべきです。

外壁をなでてみて、手に白い粉のようなものがついたら、外壁塗装を検討する時期です。この白い粉は、塗料の油分と顔料が分離し、油分が抜け落ちた後に顔料が残ったものです。こうなってくると塗料が本来持っていた性能は失われ、雨水の侵入など劣化が次の段階に進んでいきます。

塗装の目的も多様化し、防水・防湿・防露・断熱・耐火など、新しい機能性を持った塗装材料が増えてきています。

最近は外壁材の種類も多くなり、外壁塗装の耐用年数は一概には言えませんが、概ね10年が一つの目安になると思います。

それぞれの住宅のご事情に応じて、どのタイミングでどのような塗装を行うのか、判断が難しい時には、ぜひ塗装のプロにご相談ください!