こんにちは。外壁・屋根塗装の新栄塗装工業、甲斐です。
今回は、現在市場に出ている中で、最も高い機能性を誇る3種類の塗料をご紹介します。その分コストもかかるのですが…(^_^;)
→【塗料の種類と特長について(その1)】:https://www.e-tosou.jp/blog/index.php?ID=57
→【塗料の種類と特長について(その2)】:https://www.e-tosou.jp/blog/index.php?ID=58
《塗料3素材》
【1.遮断熱ガイナ】:マット調(艶なし)の落ち着いた仕上がりが魅力の機能性塗料です。
ガイナは、宇宙空間の急激な温度変化からロケットの機体を守るためにJAXAが開発した技術を、日進産業が技術転用して作った塗料です。
その特長は高い断熱効果で、居住空間が夏に涼しく冬は暖かくなるという、省エネ性能がセールスポイントになります。
デメリットは、コスト面の負担が大きいこと。また、きちんと手入れをしないと汚れが目立ちやすいという特長があります。耐用年数は、15年ほどです。
【2.無機ハイブリッド】:無機塗料の最大の特長は、非常に優れた耐候性です。『無機』とは、『無機物』の『無機』。無機物は、紫外線に強くほとんど影響を受けないので、劣化しにくい塗料になります。
また、汚れにくいことも無機系塗料の特長です。周辺に交通量が多く、排気ガスで外壁がくすむような環境の住宅にお薦めです。不燃性も高いので、防火災効果も期待できます。耐用年数は、20年。ガイナと同様、コスト面の負担は大きくなります。
【3.光触媒】:紫外線によって有機物を分解し、雨によって汚れを洗い流すというセルフクリーニング効果があるハイテク塗料です。
汚れが目立ちやすい白い家や、日当たりの良い家に向いています。逆に日当たりが悪く紫外線が発生しにくい環境の場合には、光触媒の効果を発揮しにくくなります。
耐用年数は、15年以上ですが、やはり価格が非常に高額になってしまうのがネックです。
以上、主な塗料の特長をざっとご紹介してきましたが、弊社のショールームにご来店いただければ、実際の仕上がりイメージを確認いただきながら、それぞれの塗料についてご説明することも可能です。ぜひ一度、当社ショールームへご来店ください!