皆さんは、家の外壁塗装をしないとどうなるのかご存知ですか。
外壁塗装を怠ると、今後あらゆる劣化症状が起きてしまいます。
そこで今回は、外壁塗装をしないことで起きると考えられる劣化症状と、外壁塗装が持つ役割をご紹介します。
□外壁塗装をしないと起こり得る劣化症状とは
ここでは、外壁に現れる劣化症状をご紹介します。
まず1つ目は、色あせやツヤ引けです。
外壁塗装を行っていないと、5年後に色あせやツヤ引けの症状が起こります。
前よりも少し色味が薄くなってきたり、ツヤ感が無くなってきたりした場合は、劣化症状が起きていると考えましょう。
2つ目は、汚れやコケが発生することです。
この症状は、外壁塗装をおよそ7年怠ると発生します。
汚れやコケが発生し目立ってきたら、塗装の効果が薄れているサインです。
外壁に使用される塗料には撥水性がありますが、その効果が薄れると外壁に湿気が溜まりやすくなり汚れに対する抵抗力も下がってしまうのです。
3つ目は、チョーキング現象です。
外壁塗装をせず10年が過ぎると発生するのが、チョーキング現象です。
これは、外壁を触ると白い粉が手に付く症状で、塗装の効果が無くなっていることを意味します。
この段階まで来ると、外壁の劣化症状はどんどん進んでしまいます。
4つ目は、ひび割れです。
チョーキング現象が起きてもそのまま放置していると、次第にひび割れが発生します。
もし雨水が入り込むほどの大きなひび割れが発生した場合は、外壁の内部にまで影響が出るためなるべく早めに工事をしましょう。
□外壁塗装が持つ役割とは?
そもそも、外壁塗装にはどのような役割があるのかご存知でない方もいらっしゃるでしょう。
続いては、外壁塗装の役割について解説します。
*外壁素材を保護する
外壁に塗料を塗ることで、紫外線や雨風から外壁含む建物自体を保護する役割があります。
そのため、外壁塗装を怠ってしまうと、外壁だけではなく建物全体に影響を及ぼす可能性が考えられます。
*雨漏りや害虫の侵入を防ぐ
外壁塗装は、外壁部分の隙間を残さず塗りつぶすため、雨漏りや害虫が侵入することも防いでくれます。
外壁のメンテナンスをせず放置しているとひび割れが発生し、害虫や雨漏りの侵入に繋がるので注意しましょう。
*見た目を綺麗な状態にする
外壁塗装を定期的に行うことで、建てた時のような綺麗な状態を保てます。
見た目が良くないと家の印象を悪くさせてしまうので、見栄えのために外壁塗装をするのも大切です。
□まとめ
今回は、外壁塗装をしないことで起きると考えられる劣化症状と、外壁塗装が持つ役割をご紹介しました。
外壁塗装を長期間行わなければ徐々に劣化現象が起こり始め、状況によっては大きな工事が必要になる可能性があります。
後悔しないためにも、外壁塗装は定期的にきちんと行うことをおすすめします。