自宅で雨漏りを見つけたら、被害が拡大する前に早く対処したいですよね。
すでに濡れてしまった部分を拭くことも大事ですが、雨漏りしている箇所を見つけることも大事です。
そこで、雨漏りの原因が不明な時に見るべき場所と、具体的な対処法について紹介します。
□雨漏りの原因が不明な場合に見るべき場所をご紹介します!
1つ目の場所は、天井の上です。
天井の上を見ることで、雨漏りが天井のどこで発生しているのかを絞り込めます。
2つ目の場所は、外壁です。
外壁の内側と外側をよく見ることで、壁材やシーリングの劣化によるひび割れ、剥がれ、亀裂を見つけられます。
3つ目の場所は、屋上やバルコニーです。
屋上やバルコニーで見る場所は、排水口のゴミ詰まり、排水口の劣化によるひび割れ、屋上防水やバルコニー防水の劣化による膨れ、ひび割れ、亀裂です。
4つ目の場所は、給水管や排水管です。
雨漏りではなく、洗面所やトイレの給水管、排水管から漏水している場合があります。
雨漏りと漏水を見分ける目安は、雨が降っていない日が数日間続いた時にも、水漏れが止まらないかどうかです。
□雨漏りや水漏れが起こった場合の対処法をご紹介します!
*天井雨漏りの場合
水が落ちてくる場所に、バケツを置いておきましょう。
水が跳ねるので、バケツの下に、ビニールシート、雑巾、タオルなどを敷いておくことも必要です。
屋根にビニールシートを被せて土嚢で固定する方法もありますが、屋根での作業は危険なので、やめておいた方が良いです。
それでも作業をしたい場合は、必ず複数の命綱を用意して、安全に行いましょう。
スレート屋根、陸屋根、トタン屋根の場合、雨漏りしている箇所に、専用の防水テープを貼ることが有効です。
事前に、雨漏りしている箇所を拭いて、水、汚れ、ホコリ、塵などを落としておくと、テープの粘着力が長持ちします。
*外壁雨漏りの場合
シーリングが割れたり剥がれたりしている場合は、劣化したシーリングの上から新しいシーリング材を詰めます。
シーリング材が壁に付着することを防ぐため、周囲の壁にはマスキングテープを貼っておきましょう。
そして、劣化したシーリングの上に接着用のプライマーを塗り、その上からシーリング材を打ち増して、へラを使ってシーリングの見た目を整えます。
*マンションにおける水漏れの場合
水漏れの被害者になってしまった場合、水漏れの原因を自分で調べることは難しいので、管理会社に連絡します。
証拠が必要になるので、水漏れが認められる箇所を撮影しておきましょう。
一方、自分が水漏れを引き起こしてしまった場合は、早急に水漏れを食い止めます。
そして、被害の拡大を防ぐため、すぐに管理会社に連絡しましょう。
☐まとめ
今回は、雨漏りの原因が不明な時に見るべき場所と、具体的な対処法について紹介しました。
長年住んでいると、雨漏りしてしまうこともあります。
だからこそ、雨漏りを見つけた時は、この記事を参考にして、素早く適切な対処を行ってみてください。