屋根塗装をお考えの方の中には、どの時期に塗装するのがベストなのかわからずに困っている方がいらっしゃるでしょう。
気候や条件によって塗装の出来は左右されるため、ベストな時期に塗装することが重要です。
そこで今回は、屋根塗装するのに適した時期について解説します。
ぜひ参考にしてください。

□屋根塗装をするべき劣化の状態とは?

屋根塗装が必要かわからない方は、屋根の状態を確認することで塗装が必要かどうか判断できます。
塗装がすぐに必要な状態は以下の通りです。

まず、瓦の滑落です。
ひび割れの放置や台風などの影響で瓦が滑落すると、瓦の下の防水材や防水材を止めている釘が丸見えになります。
そして、その状態のままにしていると雨水が家の中に侵入して雨漏りの原因になってしまいます。
そのため、瓦が滑落している場合は早急に対処することが必要です。

次に、棟板金の浮きや釘抜けです。
スレート屋根や金属屋根の場合は、屋根の上に棟板金というものが存在します。
また、釘抜けとは、棟板金が気温の影響で膨張したり収縮したりすることが繰り返されて、棟板金を止めている釘を一緒に押し出して抜けてしまうことを言います。

そして、これを放置していると錆が発生したり、下地材がむき出しになったりしてしまう可能性があります。
その場合は屋根に大きなダメージが与えられてしまうため、すぐに対応しましょう。

 

□屋根塗装するのにベストな時期について

屋根塗装は、どの時期にやっても同じなわけではありません。
ここからは、屋根塗装するのにベストな時期について解説します。

屋根塗装は塗料が乾きやすい時期がベストで、気温5度以下や湿度が85パーセント以上の気候には向いていません。
また、乾燥していなければ塗装がうまくできないため、霜や露などの水滴にも注意が必要です。

これらの条件を踏まえると、屋根塗装におすすめの時期は春や秋です。
春や秋は気候が落ち着いているため、塗装しやすい時期です。

夏でも問題なく塗装できますが、夏には屋根の温度が高くなっている可能性が高いため、仕上がりに悪い影響が出ることがあります。

□まとめ

今回は、屋根塗装するのに適した時期について解説しました。
屋根塗装は、気温や湿度が落ち着いている春や秋にできるだけ行うことがおすすめです。
また、劣化の状況を正しく判断して、最も適した時期に塗装を依頼しましょう。

また、屋根は場合によっては塗装でなく金属屋根カバー工法や葺き替えなどをした方が良い場合など、塗装以外のメンテナンスが必要なケースもあります。

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