築年数が経った家のメンテナンス、特に屋根の劣化は気になるものですよね。
「最近、屋根の笠木が変色しているような気がするけど、どうすればいいんだろう。」
「笠木が劣化すると、一体どれくらいの費用がかかるの。」
そんな悩みをお持ちの方のために、今回は笠木屋根の劣化症状と修理費用について解説していきます。

□笠木屋根とは?

笠木屋根とは、屋根の端や軒先を覆う板金や木材のことです。
雨水や風から家を守る重要な役割を担い、家の美観を向上させる効果もあります。
材質や形状は様々ですが、一般的には、耐久性のあるガルバリウム鋼板や銅板などが使用されます。
しかし、笠木は常に風雨に晒されているため、経年劣化は避けられません。

劣化すると雨漏りや破損の原因となり、場合によっては家全体の構造にも影響を及ぼす可能性も。
そのため、定期的な点検と適切なメンテナンスが大切です。

□笠木屋根の劣化症状と修理費用

*笠木屋根の劣化症状

笠木屋根の劣化症状には、以下のようなものがあります。

1: 笠木の破損
笠木にひび割れや穴が開いている、曲がっている、剥がれているなど、物理的な破損が見られる状態です。
破損が大きい場合は、交換が必要になる場合もあります。

2: 釘の浮き
笠木を固定している釘が浮いている状態です。
釘が浮いていると、強風や台風で笠木が外れてしまう危険性があります。
また、雨水が侵入しやすくなるため、早めの修理が必要です。

3: 雨漏り
笠木から雨水が侵入し、室内に雨漏りが発生している状態です。
雨漏りは、放置すると建物の腐食やカビの原因となるため、すぐに修理が必要です。

*笠木屋根の修理費用

では、これらの劣化症状に対する修理費用はどのくらいかかるのでしょうか。

1: 笠木の破損
笠木の破損の修理費用は、破損の程度によって大きく異なります。
軽度の破損であれば、コーキングやパテで補修できますが、重度の破損の場合は、笠木を交換する必要があります。
笠木交換の費用は、材質や形状、施工面積によって異なりますが、概ね1~10万円程度が目安です。

2: 釘の浮き
釘の浮きは、比較的安価に修理できます。
釘を打ち直すだけでも効果がありますが、腐食が進行している場合は、新しい釘に交換する必要があります。
釘の浮きの修理費用は、1万円以下から30万円程度が目安です。

3: 雨漏り
雨漏りの修理費用は、雨漏りの原因や規模によって異なります。
笠木からの雨漏りの場合は、笠木を交換する必要がある場合もあります。
雨漏りの修理費用は、10~30万円程度が目安です。

□まとめ

今回は、笠木屋根の劣化症状と修理費用について解説しました。
笠木は、屋根の重要な部分を保護する役割を担っています。
そのため、定期的に点検を行い、劣化が発見された場合は、早めの修理を行うことが大切です。
当社は埼玉県熊谷市・行田市周辺エリアで外壁塗装やリフォームを提供しておりますので、ぜひご相談ください。