新築住宅やリフォームを考えている、デザイン性と機能性を両立させたいこだわり派の施主さん、外壁材選びは進んでいますか。
家の顔となる外壁は、デザイン性だけでなく、耐久性や機能性も重要な要素ですよね。
最近は、さまざまな外壁材が登場し、どれを選べば良いか迷っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな悩みを持つ方に向けて、外壁材として人気の高い「アルミサイディング」の特徴を徹底解説していきます。
メリット・デメリット、選び方のポイントを解説します。

外壁アルミサイディングとは?

アルミサイディングとは、アルミニウム製の外壁材のことです。
 
1:構造
 
アルミサイディングは、軽量で耐久性に優れたアルミニウムを素材とした外壁材です。
表面材には、デザイン性や機能性を高めるためのさまざまな加工が施されています。
また、裏打ち材には断熱材や防水シートなどが使用されており、高い断熱性や防水性を発揮します。
 
2:メリット
 
アルミサイディングには、次のようなメリットがあります。
 
軽量で耐震性に優れている
 
アルミは軽量な金属であるため、建物にかかる負担が少なく、耐震性に優れています。
地震などの災害時にも、建物の被害を軽減する効果が期待できます。
 
断熱性が高い
 
アルミサイディングは、断熱材を裏打ち材として使用しているため、高い断熱性を発揮します。
夏は涼しく、冬は暖かく、快適な室内環境を実現できます。
 
防水性が高く、錆びにくい
 
アルミは、腐食に強く、水に強い素材です。
そのため、雨風や湿気にも強く、長期間にわたって美しい外観を保てます。
 
防音性が高い
 
アルミサイディングは、断熱材の気泡構造によって、外部からの騒音を効果的に遮断します。
静かで快適な住空間を実現できます。
 
3:デメリット
 
アルミサイディングには、次のようなデメリットもあります。
 
価格が高い
 
アルミサイディングは、他の外壁材と比べて価格が高い傾向にあります。
しかし、耐久性や機能性を考えると、長期的なコストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。
 
色のバリエーションが少ない
 
アルミサイディングは、他の外壁材と比べて色のバリエーションが少ない場合があります。
デザイン性の自由度が低い点は、注意が必要です。
 
衝撃に弱く傷がつきやすい
 
アルミは、衝撃に弱く、傷がつきやすい素材です。
施工時には、丁寧な作業が必要です。
また、日常的なメンテナンスも必要となるでしょう。
 

外壁アルミサイディングの選び方

アルミサイディングを選ぶ際には、以下のポイントを参考にしましょう。
 
1:デザイン
 
アルミサイディングは、木目調や石目調など、さまざまなデザインがあります。
家の外観のイメージに合わせて、デザインを選びましょう。
 
2:機能性
 
断熱性、防水性、防音性など、必要な機能性を考慮しましょう。
地域やライフスタイルに合わせて、最適な機能性を備えたアルミサイディングを選びましょう。
 
3:価格
 
アルミサイディングは、価格帯が幅広いです。
予算に合わせて、適切な価格帯のアルミサイディングを選びましょう。
 
4:施工会社
 
施工会社の経験や実績も重要な要素です。
信頼できる施工会社を選び、丁寧な施工を依頼しましょう。
 

まとめ

アルミサイディングは、軽量で耐久性、断熱性、防水性、防音性に優れた外壁材です。
デザイン性も高く、さまざまなニーズに対応できます。
しかし、価格が高く、色のバリエーションが少ない、衝撃に弱いなどのデメリットもあります。
アルミサイディングを選ぶ際には、メリットとデメリットを比較検討し、ご自身のニーズに合った外壁材を選びましょう。