外壁の色は面積が大きいため、どうせなら似合う色にしたいですよね。
かといって、似合う色は簡単にはわからないので、自宅の外壁を何色にするか迷っている方は多いと思います。
そこで、外壁塗装をツートンカラーにする時のコツと事例を紹介します。
□ツートンカラーによる外壁塗装の例をご紹介します!
ツートンカラーとは、異なる2色の色で表現した色のことです。
ツートンカラーでは2つの色を組み合わせるため、外壁の色を豊富な選択肢の中から選べます。
ここでは、ツートンカラーの組み合わせ事例を紹介します。
1つ目の例は、同系色での組み合わせです。
同系色同士で組み合わせると、お互いが調和してくれるため、失敗しにくいです。
2つ目の例は、対称的な色での組み合わせです。
対称的な色同士の組み合わせでは、同系色の組み合わせとは反対に、メリハリが効いて、印象深い仕上がりになります。
3つ目の例は、凹凸や、材質を利用した組み合わせです。
凹凸や材質の違いによってメリハリが効きながらも、凹凸や材質を利用していることで規則性が生じ、統一感を出せます。
4つ目の例は、色の持つイメージを利用した組み合わせです。
赤は暖かさや情熱のイメージ、青はクールで冷静なイメージなど、色にはそれぞれ与える印象やイメージがあります。
そのような、各色の与えるイメージを想像して組み合わせることで、自分好みの外壁に近づけることができます。
□成功させるためのコツをご紹介します!
1つ目のコツは、メインの色2つにアクセントカラーを加えて、合計で色を3つ使うことです。
例えば、同系色同士を組み合わせると、全体がぼやけて見えてしまいがちですが、そのような時に、アクセントカラーを使うのです。
アクセントカラーは主に、部位と部位の境目、雨どい、ドア、屋根などに用います。
2つ目のコツは、自然な印象の家にしたい場合、できるだけ同系色の色を組み合わせることです。
目安としては、色相環において隣り合った色や近い色を選ぶと、違和感なく組み合わせられます。
3つ目のコツは、家の周辺環境に溶け込める色を選ぶことです。
離れたところから家の写真を撮って、周囲にある生垣や植木、家の様子や色と違和感なく似合う色を、想像しておくことがオススメです。
4つ目のコツは、色見本よりも数トーン暗い色を選ぶことです。
錯覚によって、面積が小さい色の見本より、面積が広い実際の外壁の方が、色鮮やかに見えてしまうからです。
そのため、色見本では丁度良い色に見えても、実際の外壁に塗ると明るすぎてしまうことがあります。
☐まとめ
今回は、外壁塗装をツートンカラーにする時のコツと事例を紹介しました。
紹介したポイントを踏まえれば、自分好みでありながらおしゃれな外壁に近づけられます。
ぜひ、家づくりの参考にしてみてください。