↑鴻巣市新宿 外壁屋根塗装工事 雨樋交換 棟板金下地交換工事 施工後
↑鴻巣市新宿 外壁屋根塗装工事 雨樋交換 棟板金下地交換工事 施工前
こちらのお客様は、数年前に外壁屋根塗装のお見積りをさせていただき、今年になってタイミングが合い施工のご依頼となりました。窯業系サイディングの表面の防水性能低下・色褪せ・外壁材の反り、また外壁目地やサッシ回りのシーリングも傷みが進み深刻な劣化状況となっておりました。
↑この写真のとおり、外壁目地などのシーリング材も硬化が進み、部分的に落ちかけたりしています。この状態を放置しておくと、外壁材のサイディングの強度低下・劣化、構造材への雨漏れ~腐食など、構造耐力上の問題にもつながりかねません。
窯業系サイディングの建物については、外壁目地シーリングやサッシ回りのシーリングで防水機能の多くが保たれている部分があります。外壁やシーリングなど表層の部分は一次防水層と言われ、その下には防水透湿シートという二次防水層があります。ただ、外壁の下側と言っても経年劣化も進みますし、いつまでも新築同様の防水性能は期待できません。定期的な外装メンテナンスは必要になりますね。
↑屋根は化粧スレート屋根。屋根材の劣化 コケの発生 色褪せなど防水性能低下 美観の低下が進んでいましたが、同時に棟板金の木下地も腐食し、一部板金も剥がれている深刻な状況でした。今回のメンテナンスでは棟板金の下地も全て交換し、欠落した棟板金もガルバリウム鋼板で補修しました。
↑外壁目地シーリング 撤去も全て行い、新しくシーリングを打ちます。新規シーリングはオートンイクシード15+、いつもの高耐久仕様です。
↑今回は同時に雨樋の交換も行いました。数年前の雪害にて雨樋も歪み、補修が効かない状態でしたので思い切って全ての樋を撤去~交換。雨樋の支持金物まですべて交換です。
↑屋根 棟板金下地の交換作業中。板金屋さんが既存の棟板金を一度剥がして、下地の貫板を取り付けていく最中です。
↑外壁下塗り施工中。白くなっているところは、外壁下塗り 日本ペイント パーフェクトサーフを塗装。下地の劣化を補強しつつ、上塗りの密着性も上げていきます。
↑外壁上塗り施工中。今回は今人気の日本ペイント ファインパーフェクトトップを使用。ラジカル制御型塗料という、従来のシリコン系塗料を解消した、紫外線からの劣化に強く、それでいて比較的リーズナブルな塗料です。この上塗り材を2回、しっかりと塗膜をつけて塗装していきます。
↑こちらは施工前にお客様にご提案したカラーシミュレーションの画像。様々なパターンをご提案して、最終的にブラウン系のツートンカラーに決定。とても落ち着きのある仕上がりになりましたが、色決めは時間をかけてしっかりしていきたいですね。
弊社もお客様にご満足いただけるように、何度かCGをお作りしたり、色も確認しながら施工を進めたり、最終的にイメージ通りに仕上がるようなサポートをさせていただいております。
↑屋根の下塗り。劣化した化粧スレート屋根材に高圧洗浄後、しっかりと下塗りの浸透性シーラーをしみこませていきます。通常のメーカー標準仕様は3回塗り、下塗りシーラー1回 + 上塗り2回塗りなのですが、弊社では劣化状況により下塗りを2回塗装してしっかり造膜させてから上塗りを施工しております。
そして下塗りが終わった後にはタスペーサー 縁切り作業も行います。
↑最後は上塗りを2回塗り。一回ずつ乾燥させ、膜を作って重ねていくことでメーカーさんが言っている通りの対候性が実現します。時間をかけて丁寧に、刷毛やローラーで仕上げていきます。
↑外壁塗装工事施工後。幕板もブラックで仕上げ、全体が引き締まってかっこよくなります。イメージ一新ですね。
↑雨戸の塗装施工後。こんなにきれいに、新品以上の輝きを取り戻します。この瞬間が私たちもやりがいを感じる瞬間です。