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  3. 塗料の選び方 5つのポイント

1.塗料選びに「正解」はありません

塗料選び

建物の立地条件、劣化度合い、構造や建材の種類、お客様のご要望やご予算等…すべてを加味して、その人それぞれに「ベストの選択」があるもので、単純にこれを塗ったらいい!という単純なものではありません。

2.塗料の種類について

外壁や屋根塗り替えの塗料には主に下記のような種類と特徴があります。代表的なものだけ特徴をまとめました。

ウレタン塗料シリコン塗料ラジカル制御型塗料無機フッ素塗料無機ハイブリッドコーティング
価格
塗り替え目安6〜8年10〜12年12〜15年15〜20年20年~
耐久性
美観性
防カビ性
特徴店舗など定期的なイメージチェンジが必要な場合に使う塗料。最も一般的な塗料。住宅の塗り替えなら最低限使用していただきたい塗料。紫外線による劣化に強くなった塗料で、比較的お求めやすい価格の塗料。無機成分(セラミック)が多く配合された、高耐候性フッ素塗料。無機(ガラスや石)の強さと、従来塗料の密着性などの両面を併せ持った、最先端の塗り替え用塗料。

塗料については主に、日本ペイントさんやKFケミカルさんのものを使用しています。長年の現場データをもとに自信をもってお勧めできる材料をお客様にご提案させていただいております。また、上記メーカー以外の各塗料メーカーの塗料や、遮熱断熱塗料も取り扱いはしておりますので、別途お問い合わせください。

3.遮熱・断熱塗料について

遮熱・断熱塗料も各メーカーから様々な種類の塗料が販売されています。中でも最も有名なのが、日進産業ガイナだと思います。夏の暑さ対策や断熱性能などに興味がある方は、下記リンクからメーカーHPでご確認ください。

弊社でも取り扱い可能です。

日進産業HP 「動画で見るガイナ」 https://www.gaina.co.jp/business/about-gaina/movie/

遮熱・断熱塗料

4.立地条件でもちがう塗料の選び方

外壁屋根塗り替えの塗料選びの時に、「立地条件」まで加味して塗料を選んでいる方は少ないはずです。 建物の劣化状態は、

① 日当たりが良いか?少ないか?

② 軒先の出具合が多いか?少ないか?

③ 近隣が密集しているか?そうでないか?

立地条件でもちがう塗料の選び方

によっても変わってきます。

建物の劣化は「雨」+「紫外線」の両方で進みます。
建物の方位別紫外線(UV)が当たる量の比較
外壁面 ①西面:20 ②南面:15 ③東面:10 ④北面:1

雨のあたる量も、軒の出幅に大きく左右されます。
軒出幅30CMの建物と比較すると…軒出幅なしの建物は雨漏りリスクが5倍に!(瑕疵保険協会調べ)というデータもあります。

5.立地条件でもちがう塗料の選び方

塗装・外装メンテナンスのポイント

× 塗料のグレードで考える

× 塗料の価格で考える

○ 外壁面ごとの劣化状況で考える

○ 建物の健康状態で考える

つまり、単純にメーカーが発表する塗料の耐久性能で選ぶのでなく、立地条件や劣化度合いに合わせた長期的視点での塗料選びをすることが必要なのではないかと弊社では考えています。